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ズートピア観た感想2

一生続き書かないと思ったでしょ。俺も思った。(以下敬称略)


まず、森川智之はめちゃめちゃ上手いなと、改めて思った。もう何の迷いもなく一級品の芝居だった。子供向けに、あえて複雑なことはせず、シンプルに演じているのが、逆に凄いなと思った。

それからウエッティね、悪くはなかった。ただ、芝居が一本木過ぎて、緩急を全く感じなかった。あと、尺を気にして喋ったんだろうけど、キャラのパクがズレていって、終盤でそれが気になりだして、ちょっと気持ち悪かった。でも、棒ではなかったし、キャラの性格を良く表現はできていたと思う。決して経験豊富じゃない中、良くやった方だと思う。あと、エンドロール見るまで誰が演ってるのかわからなかった。すごい。

凄い違和感だったのが、サバンナ高橋。プロとアマの違いが一番出るのは、第一声。一番最初の一言で、どういうタイプのキャラなのか伝えられるのがプロ、できないのがアマ。あの太り気味チーターがどういうキャラなのか、だいぶセリフ聞かないと分からなかった。でも正直これは、演技指導の問題だと思う。高橋は、もっとできる。というか、太っちょキャラなら、別の人でも良かったのでは?サバンナだからって理由なら、マジでどうかしてると思う。

厚切りジェイソンもいたらしいけど、全く気づかなかった。駐禁切られるトナカイだかがジェイソンらしい。多分、もう一回観ても気づかない。「なんで吹き替えで下手な芸能人使うの?Why Japanese people!?」ってやって欲しい。

一番凄いなと思ったのが竹内順子。途中まで誰が演ってるのかわからなかった。そして後半での芝居のシフトしていく感じ。脱帽だった。NARUTOでかなり色がついてそうなところ、よくあそこまで溶け込んだなと思う。現役NARUTO世代の子供が観ても気づかないと思う。ホントに凄い。


以上!!!!
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ライブでカバー曲歌うときに絶対気をつけて欲しい4つのこと

ここ最近、声優が歌手デビューするのが日常茶飯事になってきた。もはや、次誰がソロデビューするとなっても驚かないレベルで、毎月誰かがソロデビューしている。本人がやりたいと思ってるなら、別に良いと思う。ホントにやりたいと思ってるならね。今や、レコード会社による、声優の取り合いになってるような感じもするが、その実、数年前から制作で関りがある会社がツバをつけていて、青田買いじゃないが、オタマジャクシの頃からお世話になってるから、というパターンも少なくない。

で、自ずとソロライブも増える。しかし、曲はまだ少ない。そこで、カバー曲である。オタク受けの良い往年のアニソンなぞ、無限にあると言っても良い。そして、声優自身も元々オタクである方が普通な今日、セトリを見ると、結構カバー曲でお茶を濁す、と言っては失礼だが、1、2時間ちょいあろうかというライブ、そうでもしなきゃ間が埋まらないので、カバー曲、歌いがちなのである。

そういうときに、絶対に気をつけて欲しいことがあるので、聞いて欲しい。


1:歌詞をちゃんと覚えて欲しい

当たり前だが、一番大事なのがこれ。当たり前なことほど大事なのだ。観客から参加費を頂戴している以上、それはもう興行なのだ。それも人様の曲をカバーしてお金を貰っているのだから、歌詞を間違える、忘れるなんてことは論外だと言える。

まあでも、デビューしたばかりの人に、どれぐらいのクオリティを求める、クオリティが求められているかにもよる。たかがカバー曲の歌詞ちょっと間違えたぐらいで、けんけん言いなさんな、とも思える。


2:特徴的は振り付けはちゃんとやって欲しい

歌詞同様、カバーするなら、そこまでちゃんとカバーして欲しい。例えば、逃げ恥の曲カバーしたのに、恋ダンスしなかったら「え?ダンスせんの?」となる。もちろん、ダンスに曲がついてるとも言えるレベルなのと、ご本人がライブで歌うときだけやるちょっとしたお決まりの振り等、程度の差はあれど、好きでカバーしてるなら、そこまでカバーするのがリスペクトと言うものだと思う。


3:立ち位置をハッキリして欲しい

一番難しいのがこれ。ご本人様に寄せて歌うのか、自分の歌い方に寄せて歌うのか。ソロデビューしてるなら、もう一端の歌手である。なら、自分に落とし込んで歌うのもいいだろうし、最大限の敬意を込めてモノマネ、とまではいかないが、寄せていくのもありだろう。どちらでもないと、ただのカラオケになる。別に、カラオケライブってんならそれでいい。しかし、本人名義のライブなら、カラオケは避けて欲しい。カラオケでは人は感動しない。

もちろん、1同様、どれほどのクオリティを、と言うのはある。観客側が、逆にカラオケだと割り切ることだって、あって良い。


4:活動休止中の人の曲は歌わないで欲しい

今年一番声を大にして言いたい。どんな歌手、グループ、バンドにもファンはいる。そして、そのファンは、寒い冬の時代が終わるのを心の中でずっと待っているのである。いつかまた活動再開して、ライブでその曲を聞ける日を待っているのだ。そんなアーティストの曲を、急にカバーで歌われたら、晴天の霹靂だろう。だからまず、活動中か否か検索して欲しい。そして、ご本人様と関係がある、同じく復活を待望でいる、非常に大切な曲等、何か思想があるなら、絶対MCでその旨を伝えて欲しい。要出典して欲しい。


以上の4つを挙げたが、やはり共通するのは、カバー元へのあくなきリスペクトが観客にまで伝わることである。それがないと、結局はカラオケになってしまう。たかがカバーだか、されどカバーなのである。あなたのファンは、あなたのファンである以前に、誰かのファンかもしれないのである。

カバーは決して悪いことではない。どんな芸事もまずは模倣から始まる。そのときに、敬意を忘れないで欲しい、ということなのだ。

M-1めっちゃモヤモヤしたからリハビリがてらの駄文

まずは敗者復活戦。

三四郎かとろサーモン行ってくれ~と思ったけど、三四郎はドリフのネタだし、サーモンさんは電車のネタだったから、あっ、こりゃ行かないかもと思った。

でもどっちのコンビも昔からやってるネタをブラッシュアップして、良くウケてたと思う。

ただ三四郎は、三四郎って認知されてるからウケてるというか、もうちょっと笑われてる感じがして、もっと強いネタあるじゃ~んって思ったけど、本戦、決勝までネタ温存って考えると、難しいのかなとも思った。

でもめちゃめちゃ面白かった。歯があっても小宮さんも怒涛のツッコミも相田さんの親の敵のようにボケる様も最高だった。

とろサーモンもめっちゃ笑った。スタイル貫いて、既存のネタでもアドリブ入れて、なおかつウケてるのは、やっぱり凄いカッコイイなと思った。でも、一番面白いのは石焼き芋のネタだと思ってるから、やっぱりネタ温存なのかなぁとも思った。久保田さんの本気で悔しそうな顔が忘れられない。


あと、最近おもしろいなと思ってたAマッソ。もっともっとネタの密度も精度も上がっていく伸びしろがあるなと思った。あの感じの漫才を女性でできて、面白いコンビいなかったから、もっとネタ見たいと思った。


で、一番笑ったのは東京ダイナマイト。死ぬほど笑った。歯ブラシネタ、もう使うのかぁw


本戦は、去年の魑魅魍魎のモンスター感謝祭と相反する正統派漫才師が多くて、個人的に嬉しかった。最近は漫才コント通り越して、コント漫才みたいになってるのも漫才になってて、それ漫才と違うやろってのも普通にM-1とか出てるの見ると、なんでやーって思ってたから、良かった。

出場者見た段階で、もう銀シャリ優勝してくれ~銀シャリ優勝させてあげてくれ~って感情しかなかった。THE MANZAIとか、キング・オブ・コントは、え?なにその採点?って毎回なるけど、今回は順当だなって感じだった。審査員の好みがはっきり別れてるのも良かった。あと上沼恵美子怖すぎ。


ハライチ、大好きだけど、いつものスタイルだと、80点だいの面白さまでは行けても、絶対そこから先の大爆笑にはいけない。だから、あえてスタイルを捨てて、形式は残しつつ、展開ってものをつけたのは良かったし、良く殻を破って冒険したと思う。それで決勝までこれたのも凄い。やっぱり、テレビ出てる芸人は面白い。

ただ、それによって、縛りができたなって感じがした。岩井さんがアドリブ繰り出せないし、そこから生まれる、困り続けて苦しむ澤部さんが見れないから。僕がアドリブ大好きってのもあるけど、「澤部を泳がす岩井」を失って得たものとの天秤が釣り合ってなかったと思った。

でも、ある種のマンネリ化から抜け出そうとするハライチはかっこよかった。澤部さんピンでばっかりテレビ出てるけど、初めてハライチの漫才見た時の衝撃と感動は忘れられない。これからももっとハライチの漫才が見たいと思った。


スリムクラブは、おしゃべりキッチンにボロクソ言われてたけど、めっちゃ面白かった。なんか、もはや懐かしい気さえしたけど、昔より面白くなった気がする。出たての頃は、ただ、カスカスの声で意味不明なことしか言ってなかったけど、今日のネタは、カスカスの声で意味不明な面白いこと言っててよかった。2WDは、歴史に残るよマジで。


さらば青春の光は、普通にコントだった。審査員コメントで「コントやなぁ」って言いたかった。面白かったけど。


スーパーマラドナーバは、2本目のネタは完璧だった。1本目は、人志松本の言うとおり、しんどいところがあった。最後の3人目が田中さんっていう裏切りはめっちゃ良かった。ただ、一人二役はテンポとスピードが命だし、カス当たりだったら全部デスタイムになっちゃうから、よっぽど練り上げて試行錯誤しないと、しんどいなって思う。ツッコミが大きいから、小ウケでもカバーできてるなって感じがしたけど、それでも、決勝行けるレベルの面白さではあった。

2本目が良かったのは、展開の仕方。漫才コント入ったら、ボケとツッコミの配役は固定が普通。その配役を回転させたのが笑い飯革命。マラドーナのすごかったのは、配役をチャンジして、更にボケの役を変えていくことで、飽きさせない展開、予想のつかない展開を作ったこと。観客に先読みさせないレベルでボケを畳み掛けたのが良かった。ただ早すぎて1ボケを消化する前に次々ボケを食わされた感じはあった。それこそ、わんこ蕎麦的な、同じ味、同じ量のボケで、大爆笑まで昇華しきらなかった感はあった。

それでも、マラドーナ優勝しちゃうかも~って思った。


和牛も素晴らしかった。引きつける感じの漫才コント、完璧だった。ただ、ボケもツッコミも設定に抑え込まれてて、こもってる感じがした。だからこそ、終盤の逆ギレが活きてるんだなとも思った。迷彩服とか、最初の小ボケをフラグとして回収するのは、完成度高くていいなぁと思ったし、めっちゃ面白かった。

2本とも展開もボケも凄い良かったけど、どっちも同じ構成のネタってのが、ちょっと惜しかった。もちろん、ネタ3本やったってのはもあるけど(敗者復活戦のネタは見てない)。パンクブーブーとか、チュートリアルとか、笑い飯とか、同じ構成のネタってのは、やっぱり大爆笑級じゃないと、耐性ができちゃう。サンドイッチマンぐらい意外性があるとか、バイキングぐらい意外性+爆発力がないと、しんどい。

それでも、めっちゃ面白かった。僅差で和牛優勝かなーと思った。


で、本命銀シャリ。1本目は、もう何にも言うことない。最高。これぞ銀シャリって感じだった。いつかの大会で、どっかのクソ(そもそも漫才師ですらない)審査員に「面白いけどネタのチョイスが古い」とか言われたけど、良くここまで仕上げて来たと思う。1つのボケに、これでもかってぐらいツッコむ橋本さん最高。1ボケで何回笑かすねんって感じだった。もう1本目の1ボケ目で、あっ、今年は銀シャリ優勝だわって確信した。レって中々ないよなぁw。ホントに面白かった。あと、まっちゃんは、水曜日のダウンタウンで、ドレミの歌現代バージョンやる説があったから、ちょっとブーストかかって面白がってたと思う。やっぱりご飯者は面白いよねぇ。

でも2本目ね。これは、ああ、優勝のがしたぁっと思った。まず、フリの長さ。橋本さんが喋ってるだけのフリが長い。それに対するボケも一個だから、時間と笑いの費用対効果が低い。面白いよ。面白いけど、なんで2本目でそれなんだよぉ、童話のネタとかことわざのネタあるじゃん。なんならマグロー!のやつでも料理のさしすせそでもいいよぉ。一番のネタでスッキリ優勝してくれぇって思った。

最後の判定でまっちゃんが和牛に入れてたのも、そうだよなぁって思った。


ちょっとモヤモヤしたけど、銀シャリ優勝できてホントに嬉しい。泣いてる二人見て、僕も泣いた。初めて賞レースで見たとき、それ以降毎回絶対銀シャリ優勝!今回こそ絶対優勝!って思って、同じように苦い思いをしてきたから、自分のことみたいに面白かった。

あとは、礼二の兄やんがボソっと言ってけど、これからも漫才続けること。これだよなぁって思った。礼二さん、もう師匠のオーラが出ててすごかったw

三組とも僅差だったから、各審査員がどう思って投票したのかもっと聞きたかった。M-1は、どうでもいい前フリとかコンビの歴史とかいらないから、そこ聞かせてほしい。


去年がモンスター大会だったから、今年は良い大会だった。特に、決勝三組がちゃんとした漫才師ってのが良かった。ゲテモノは1組でいいよぉホント。真面目に見てるのがアホらしくなる。面白いから良いけど。

あっ、あとアレね、敗者復活戦で勝ったコンビを誘導する芸人さん募集。ひぐち君亡きあと、その枠空いてるから、早く誰か入ってほしい。入って欲しカッター。小宮さんが和牛の後ろちょっと追いかけてて笑った。


終わりで~す

ズートピア観た感想1

周りのオタクが大絶賛してたので、観て来ました。結論から言うと、そうでもなかった(オイ)。


この映画のターゲットは、たぶんかなり低めなんだろうなってのが、全体を観ての雑感です。というのも、作品の世界観として、ベースに動物同士の確執がありながら、物語の主軸は「諦めないでいこう、どんな事があったとしても」っていう、槇原敬之ばりの『前向きさ』であり、あとは、友達を信じるとか、長所を生かすとか、助け合うとかの、普遍的で王道的なもだと感じました。というのも、アナ雪が、実は色んなマイノリティに向けたメッセージ性の強い作品だったので、それと比較すると、かなり分かりやすくて、ストレートなテーマだったなと思ったわけです。いや、まあアナ雪はまだ見てないんですけど(オイ)。


オタクに薦められた点としては、『バディーものとして優秀』ってことでした。イジメとか差別を倒す勧善懲悪で精神的なものより、ウサギとキツネの友達以上恋人未満の、まさにバディー、相棒と呼ぶに相応しい姿がそこにある。その絆が深まるいきさつと、絆そのものの美しさですよね。これは、確かにあったなと思いました。というか、テーマ自体が全世代向けなので、むしろそこに注目したほうが、楽しみ方といては合ってるんだと思います。

ほいで、それの何が気に入らなかったかと言うと(マテ)、その過程が、割と一本調子のように感じられたわけです。「兎狐の仲、もとい、犬猿の仲だった二人、いや2匹が、物語が進むにつれて、お互い助け合うことによって、絆が深まる。しかし、2人の心は引き裂かれて離れ離れになるも、すぐに仲直りして、もう一度二人三脚で走り出す」っていうのは、割と教科書どおりの展開なんですけど、この「喧嘩したのに割とあっさり仲直り」したのが、あっさり過ぎて、こっちの心が置いてかれちゃった感が結構ありました。

まあ正直尺的にもあんまりここに時間は割けないだろうし、もっと別に描きたいことがあったからだってのは、十分理解した上でです。にしてもご都合主義じゃないのか?って気がしてなりませんでした。仲たがいしてウサギが実家に帰るところは、起承転結でいう転の1つなので、欠かせないパートなんですが、むしろ、実家に帰らせるためにケンカさせたんじゃないかっていう(マテ)。とか言いながら、ウサギが夢を諦めて死んだ魚の眼で実家の屋台を手伝ってる姿は、結構くるものがあった(笑)。いや、実際ああいう経験をしたわけではありませんが、本当にやりたいことを諦めて、仕方なく別のことをする姿は、あまりにも悲劇的だなと、思わず感情移入したシーンでした。

確かにバディーモノとしては成立してるし、清らかで清々しく、なんの淀みも無いので、万人受けしそうだなと思いました。親友と一緒に見に行くのはオススメですね。ただ、私は歪んだ人間なので、もっとこう、心の綺麗な部分に直接墨汁ぶっかけるようなえぐい喧嘩が見たかったし、それを乗り越えることで産まれるカタルシスを得たかった。あと、冒頭でウサギがキツネに一発キメられたのに(いかんせん表現が汚い)それがトラウマになってないのも、ちょっとつまらなかった。キツネとの壮絶な決闘!蘇る幼き日のトラウマ!2人を引き裂く陰謀!みたいのが欲しかった(セックスアンドザシティでも見てろ)。


特別面白いなと思ったのは、細かい動物の描写や仕草とか、各動物にあわせた社会(街)のありかたが、独創的かつ芸術的に描かれてたところでした。特にウサギが初めてズートピアに上京してくるシーンで、ウサギと全く同じ視点で見る『ズートピア』という街の面白さは、筆舌に尽くし難かったです。ハムスターの輸送方法とか、カバの脱水とか、キリン専用のジラフスルー的なものとか、ネズミ専用の街などなど、遊び心やバリアフリー的思考の詰まった、魅力溢れるガジェットと街作りには、心が躍らされました。

それから、動物たちが、野生時代から遺伝子レベルで植え付けられている習性が、面白おかしく描かれてるのも、非常に良かったです。ハムスターの行列とか、オオカミの遠吠えとか、ナマケモノの描き方そのものとか、たぶん他にも、事細かにそれぞれの動物にあった、まさにキャラクター性を散りばめているんだなと思って、非常に感心するとともに、正直めちゃくちゃ面白かったです。私は、意外と動物好きというか、生態とか習性を調べるのは好きなので、もしも、さかなクンの動物バージョンみたいな人が見たら、面白すぎて鼻爆発すると思いますよ(個人の見解です)。


観る前は、勝手に差別とかをテーマにしてるのかなー?と思っていました。ゾウのアイスクリーム屋での、「キツネには売らない」ってのは、アメリカの黒人差別を彷彿とさせたので、待ってましたとばかりに、ちょっと顔が引きつりました(笑顔)。ただ、これ以上その辺があまり重々しく描かれておらず、ちょっともったいない気もしましたが、冒頭でも書いたとおり、メインターゲットが低めなので、やれてこのぐらいなのかなという妥協点でもあったように思えました。


本作の背景には、肉食動物による、草食動物への虐げが存在していました。それに対して、「肉食ってるから何なんだ、草食っててもいいじゃない、反芻するもの」って具合に、草食たちの怒りが事件を引き起こしていたわけですが、「草食だから」という理由で虐げてきた肉食を、件の会見以降は「肉食だから」という理由で迫害していった姿は、中々に社会的皮肉に富んいたように感じました。そして、真実や正確さ公平さよりも、「危なそうかどうか」「不誠実そうかどうか」という恣意的な判断で肉食動物を追いやるメディアや社会の有様は、今日の日本の過激で扇動的な手段で、個人を攻撃し迫害する姿を見ているようでした。個人的には、この辺の、人間社会を投影して作られた動物社会を見ることで得られる、客観的な人間社会の有様、いわば、擬人化ならぬ擬社会化が非常に面白かったです。


余談はこの辺にしといて、お待ちかねの芝居の話に行きたいところだけど集中力が持たないので次回へ。

僕の考えた最強の紹介文


わずか14歳で声優としてのキャリアのスタートをした木戸衣吹。初ヒロイン役として抜擢されたアニメ「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ」では、その大胆で規格外な演技は、共演者の茅原実里にラジオで絶賛されるほどだった。翌年の主演作「帰宅部活動記録」では、打って変わってギャグアニメのツッコミ役に挑戦。ボケ4人に対して、ツッコミ1人という、ボケのカロリーが常に高い作品であったが、果敢にも一人でツッコミ続ける姿は、一部で「夏希か人志か」と囁かれるほど(筆者調べ)の、高密度で正確無比なものだった。更に翌年の「お姉ちゃんが来た」では、腹黒ヒロイン。去年の「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」では、無機質無感情の天才プログラマー。そして今年の「とんかつDJアゲ太郎」では、スレンダーでクールなDJと、その役幅は留まる事を知らない。画面の中の彼女は常に色彩豊かで変幻自在なのである。


ジャスト400文字。自分の才能が怖い。

拝啓 森岡賢様 2

MELLの2ndアルバムは、思いのほか早くリリースされた。

一点の曇りもない、ストレートな愛をテーマにしたアルバムのタイトルは「MIRAGE」13曲中3曲の作曲・編曲が彼の手によるもので、私は始めて彼の手がけた音楽と出会うことになった。


『Princess bloom』

それは海。満ちては引き、引いては満つ。穏やかで心地よく、柔らかく優しい潮風が髪をなびかせるメロディ。

MELLの、どここまでも美しく暖かく麗しい歌声は、世界の全てを観て来た様な大きな眼差しを持っていて、私に語りかける。

私には見える。浜辺が見える。彼の作ったメロディがそうさせる。終わりが見えないほど長く、薄い月色の浜辺。波は穏やかで、鳥の声も人の声もしない、静かな、静かな海。空は、元々こうだったんじゃないかと思うほど大きな雲に覆われ、鈍色の広場がどこまでも続いている。

見た事も聞いた事もない景色が心の中に広がってゆく。彼と彼女の創った世界に包まれた瞬間だった。心の中に海が産まれた瞬間だった。こんなに美しい海を、私は他に知らない。


さて、あなたには一体どんな景色が見えただろうか。

拝啓 森岡賢様 1

私が初めて森岡賢と遭遇したのは、あるライブDVDだった。

そこには、奇抜なステップで踊り、妖艶な美声で叫び、激流なスナップで叩き、時に繊細な指使いで奏でる彼の姿があった。そのDVDは

『MELL FIRST LIVE TOUR 2008 SCOPE』


シンセサイザーとパーカッションの奏者としてツアーに参加していた彼は、その後、MELLの5thシングル「RIDEBACK」のMVや、I'vの10thアニバーサリーライブ、MELLのアメリカでのライブ、そして、私が彼の姿を始めて肉眼で見ることになる、MELLのワンマンライブで、その芸術的で異次元的なサウンドとパフォーマンスを披露していた。


そのDVDに映っていた彼は、私が最も敬愛するシンガーMELLの神秘性や崇高性を損なうことなく、しかし、それに臆することも呑まれることもなく、彼の音楽家としてパフォーマンスを最大限に発揮しながら、このライブの『主神』であるMELLの音楽性、芸術性、宗教性と、これ以上ないぐらい混ざり合い、溶け合い、ステージを更なる高みへと変化させていた。

「なんなんだこのクネクネしてる人」

私は既に彼に心を奪われていた。

彼の名前は森岡賢。私が敬愛した音楽家の一人だった。


MELLの1stアルバム『SCOPE』の10曲目に収録されている「The first finale in me」は、彼女の音楽史を語る上で、避けて通ることは出来ないナンバーであるが、そのDVDでも、アンコール前の最後の曲として歌っている。

語りかけるような歌詞と、寂しげで儚いピアノの音色が特徴的な本曲を、私は、彼女の楽曲の中では三本の指に入るほど寵愛し続けいてる。DVDでは、このピアノを弾いているのが彼だった。

ツアーDVDを観た回数より、CD音源で聴いた回数の方が圧倒的に多いのにも関わらず、この曲を胸で奏でたとき、心の中で反響するのは、いつも彼が弾いたピアノの音色だった。それほど、彼の音色は私の胸に深く、深く、刻まれている。


その後の、アンコールで歌われた「Egen」での彼の指使いは、鬼気迫るものがあり、ライブのサウンドがCD音源を超える瞬間をまざまざと魅せ付けられ、決して忘れることのできない景色を奏でていた。彼はアーティスト。ステージを彩る芸術家だった。


そして、なんと言っても「kicks!」のイントロでの彼の煽りを観た私は、次は絶対にモニターの向こう側で彼らのパフォーマンスを受け止めたい、一緒にステージを創りたいと思わせてくれた。全身全霊でパフォーマンスをするエンターテイナーに会いたいと思わせてくれた。

17歳の春。


実際に彼を会うことになる、1年半前のことだった。

ドリームクラブ「DREAM C LIVE 2011」感想レポート

ゲーム「DREAM C CLUB」シリーズのライブイベント「DREAM C LIVE 2011」(ドリームライブ2011)に参加してきたので、今回はその今回レポートです。



去る7月24日は、ドリクラ初となる単独ライブで、しかも、作中に登場する13人のホストガール達が総出演する、非常に豪華なライブステージとなりました。公演は昼の部(PURE SIDE)と夜の部(DREAM SIDE)の2公演で、私は両方とも参加してきました。


出演者(敬称略、全員登場時ステージ左側からの並び順)

金元寿子(ノノノ役)廣田詩夢(あすか役)原田ひとみ(るい役)早水リサ(玲香役)喜多村英梨(みお役)水橋かおり(雪役)小清水亜美(亜麻音役)椎名へきる(遙華役)真堂圭(魅杏 役)後藤邑子(理保役)又吉愛(ナオ役)児玉明日美(アイリ役)石毛佐和(魔璃役)



セットリスト

<昼の部・PURE SIDE>
1:「恋・koi☆week end!」(全員)
2:「☆Paradise☆」(ノノノ)
3:「コイヲシテイマス」(アイリ)
4:「Glory Days」(ナオ)
5:「素直になれない」(魅杏)
6:「ココロのコトバ」(あすか)
7:「夢見るCaged Bird 」(亜麻音)
8:「時間のカケラ」(るい)
9:「半分はママのシナリオ」(みお)
10:「横浜ラプソディー」(魔璃)
11:「Ride on time」(玲香)
12:「Oh!Mama Go To」(雪)
13:「絶対アイドル☆宣言」(理保)
14:「JEWEL」(遙華)

アンコール
15:「Pure色100萬$☆」(全員)


<夜の部・DREAM SIDE>
1:「Pure色100萬$☆」(全員)
2:「愛しきHero! 」(ナオ)
3:「Time traveler」(アイリ)
4:「Real」(魅杏)
5:「あなたのそばにいたいのに」(あすか)

特別企画
6:「チョコパフェ★大戦争」(理保)

7:「ミライはNO!NO!NO!」(ノノノ)
8:「月の露珠」(魔璃)
9:「Stay with me!」(みお)
10:「イケないLip stick」(るい)
11:「Hi!-Kin-goo」(雪)
12:「sweet×2☆summer」(亜麻音)
13:「ステキなmagician☆」(玲香)
14:「Happy & Pride」(遙華)
15:「カンパイ☆LOVE」(理保)

アンコール
16:「恋・koi☆week end!」(全員)



*昼夜統一してホストガールごとに書いてあります。曲名左側の数字がその公演での曲順で、上が昼の部、下が夜の部です*





昼の部は予定どおり14時30分開演・・・の前に、受付ちゃん(CV:平田真菜さん)から諸注意の放送が2回ありました。2回目の放送では「みなさん、準備はよろしいですか?」との問いかけをし、会場が「ハーイ!」と答えると、「もう一度お聞きします。みなさんピュアな心をお持ちですか?」と恒例の質問をし、会場が「ハーイ!!」と元気に答えると、「かしこまりました。それでは、もうしばらくお待ちください」という、その場にいた誰もが「ってまだ始まらないのかよ」と軽くツッコむという小ネタを挟んでから、14時30分開演し、夜の部も全く同じくだりをやってから、18時30分開演しました。

ステージの壁には大きなスクリーンがあり、そこにステージ上の様子や、ゲーム画面などが映し出されていました。カメラも複数台用意されていて、後ろの方で見えないよー、という人もスクリーンでステージの様子を観ることができるようになっていました。





オープニング

1:「恋・koi☆week end!」

小清水さんをセンターに、ホストガール13人がステージに全員登場し恋・koiを歌いました。歌詞の「本気でもうスッゴク×2 うれしいな」の『すっごくすっごく』部分で、全員が軽いヒップアタック的な振り付けをしているのが面白かっ、いえいえ、可愛かったです(最近分かりましたが、これは小ジャンプだったようです)。

ちなみに、衣装はこの日のためのオーダーメードだそうで、白と黒のチェックを基調とした某AKB風のスクールガールなデザインに、各ホストガールのイメージカラーのリボンなどの髪飾りやシュシュを付けていました。


歌い終えると、ホストガール1人1人からご挨拶。面白かった(?)のは、後藤さんに挨拶の順番が回ってきたときに、誰かが「ゴトーーーー!!!」という声援(?)を送ったのに対して後藤さんが「後藤って!(呼び捨てかよ)」とツッコんだところでした。それから児玉さんが挨拶で「皆さん"ど"ピュアですか~!?」と投げかけていたので私は「どピュアって・・・なんだろう?」と考えていました(答えは児玉さんのステージでわかりました)。最後に挨拶した小清水さんは「本物の亜麻音ちゃんより若干背が高い、小清水亜美です」と会場の笑いを誘っていました。

全員の挨拶が終わったところでライブのタイトルコールをしたのですが、それを担当した小清水さんが「ドリームライブ2001・・・」と言い間違え、ホストガールから総ツッコミを食らい、喜多村さんが「じゃあ私たち10歳若返りましょうか(笑)」とフォローしていました。タイトルコールの後は、小清水さんの「撤収ー!」の合図で全員ステージをあとにしました。


1:「Pure色100萬$☆」

夜公演のオープニングも全員登場してPure色を歌っていました。歌詞中の「リンリンリンリンリンリンリンリンリン」の部分の振り付けが良かったです。歌い終えると、昼と同じくホストガール1人ずつご挨拶兼意気込み。(話が前後してしまいますが)昼の部の最後の挨拶でしきりに「ビールが飲みたい」と言っていた早水さんが、こちらでも「早くビールが飲みたい」とおっしゃっていたので、ビールが好きなんだなと思いました。あとは真堂さんの狂信的なファンの方が面白かったです



ここからは、ホストガール1人ずつによるステージ。





昼公演でそのトップバッターをつとめたのが、芸歴も年齢も一番若いノノノ役の金元寿子さんでした。

2:「☆Paradise☆」

しょっぱなからテンションMAXのアッパーナンバーで、会場も一気にノリノリムードへ。流石にトップバッターなだけあって、やや緊張した面持ちの金元さんでしたが、Paradiseはドリクラ楽曲の中でも殊更お客さんの掛け声や合いの手が多い一曲。この曲ではおなじみの「ハイ!ハイ!」コールも会場が一体となって声を上げていて、金本さんもノリノリでノノノちゃんの振り付けをしながら歌い踊っていました。


7:「ミライはNO!NO!NO!」

またまたテンションフルMAXのアッパーナンバーで、ベースサウンドが冴え渡る一曲。表情を見るに緊張もなく、振り付けも可愛かったです(歌詞の「照準ロックオーン」で手を銃の形にしてバキューンとやっていました)。お客さんのコールと相まって会場はノリノリで、さすがノノノさんの曲は盛り上がり方が違いました。


この日のステージで一番緊張したであろう金元さん。最年少で、こういったステージも初めて。その初めてが約 1500人を前にした大舞台で、振り付けも覚えないといけない上にライブのトップバッター・・・と、挙げれば切がないほど不安要素はあったと思うのですが、それらを乗り越えたキラキラした笑顔と元気な歌声を披露してくれ、「若いのにしっかりしてるなぁ~」と感動してしまいました。次世代の声優としての風格を魅せてくれた、堂々としたステージでした。





続いては、夜公演のトップバッターを務めた、ナオ役の又吉愛さん。


4:「Glory Days」

ナオちゃんらしい元気で明るく前向きなロックナンバー。この曲もお客の掛け声が多い一曲で「Yeah!Yeah!Yeah!」や「wo wo wo」はもちろんのこと「まーいっかとあーそっか」も会場全体で声を合わせて盛り上がっていました。さらにナオのイメージカラーであるオレンジのサイリュウムやペンライトが会場を埋め尽くしていて、その輝きは壮観なものでした。しかし、それに負けないくらい元気に歌いあげる又吉さん。歌の後半では、(ほろ酔い状態で歌う)カワオケも披露してくれました。


2:「愛しきHero!」

イントロの「Are you lady?\イェーイ!/Do you love me?\イェーイ!/」というコール&レスポンスがバッチリで、一気に会場を盛り立ててくれました。注目だったのは歌詞の「かかと落とし」の部分で、それにあわせて又吉さんもカカトオトシを披露してくれたのですが、足がまあまあ上がった「カカトオトぉ」ぐらいのカカトオトシだったので、とっても可愛らしかったです。また、こちらの曲でもカワオケで歌ってくれたので、全体としてキュートでパワフルなステージでした。


カカトオトォが可愛かったですし、暴走気味のカワオケも観れて良かったです。ちょっと突っ込んだ話をすると、早水さん水橋さん椎名さんと、事務所の先輩の前でのトップバッターは、とても緊張したと思うのですが、その感じは全く伝わってこない全力全開のエネルギッシュなステージでした。




お次は魅杏役、真堂圭さん。


5:「素直になれない」

魅杏の心の声を歌った昭和テイストな一曲。奥ゆかしくも可愛らしい、アダルティックになり過ぎない独特の魅惑的な空気が漂っていました。プライベートでカラオケに行っても絶対歌わないらしい真堂さん、ではこの歌唱力はどっから来ているのでしょうか?。透き通る中にも芯のある歌声、それでいて可愛らしさと艶やかさを忘れない、真堂さん流石でした。そして会場限定サービスとして、間奏中にお客さんを罵倒する魅杏ちゃん。それに対して歓喜の声を上げる会場の紳士淑女の皆さん。きっとゲームやってる時もこんな感じなんでしょうね(オイ)、他人のこと言えませんが(オイ)。


4:「Real」

昼とは一転してロックでスピード感のあるナンバー。素直になれないが内に向かっているとすれば、Realは外に向かっていると思うので、力強くも少女感のある歌い上げ方で、昼とは一線を画していました。歌詞も完璧でしたし、こちらでも罵倒してくれていました。


Realは真堂さんの地声より低い位置で歌っているのに、高いキーで歌う部分があるという難易度の高い一曲です。また、全体的に力を込めているので、息も続かなくなってくると思います。ですから、そんなことに一切動じず歌っている真堂さんは、もやはカッコ良かったです。ただ、そのセリフは魅杏ちゃんには不釣合いなので、「魅杏ちゃん良かったよ~」と言わせていただきます。魅杏の全てをこの2曲で表現しきった素晴らしいステージでした。





続くは、本日の大穴だったあすか役の廣田詩夢さん。


6:「ココロのコトバ」

ミドルテンポのラブバラード。包み込むような暖かさと切ない乙女心を見事に両立させた歌声に酔いしれました。カワオケや煽りもしない直球勝負、キャラクターや歌詞に対する想いが真っ直ぐ伝わってくる、落ち着いた雰囲気のステージでした。


5:「あなたのそばにいたいのに」

「穴蕎麦」という大変ありがたくない略称が付いてしまったことでおなじみの、穴蕎麦(オイ)。こちらもミドルテンポのバラードなのですが・・・。ゲーム中ではこれのショートバージョンしか聴くことができず、このステージでフルバージョンがお披露目となりました。歌詞では彼とずっと一緒にいたい、まだ帰りたくない、早くまた会いたいという思いに溢れ、この気持ち自体が宝物・・・という普通のラブソングかと思いきや、歌の最後が「両手ですく集めた ありったけの思い出達が 砂のようにこぼれてく ふたりで過ごした日々が まだ今はあたたかすぎて」という、まさかの失恋ソング

会場でこれを聴いた時、思わず涙が溢れました。廣田さんの歌に込めた思いが雪崩のように胸に流れ込んで来ました。自分でもこんなに号泣するとは思いもよりませんでした。言葉にできないほど素晴らしい歌声、目をうるませながら本物の気持ちを伝えてくれる、切なくもしっとりと麗しい雰囲気漂うステージでした。廣田さん、本当に素晴らしかったです。感動しました。





そして、みなさんお待ちかね(?)、るい役の原田ひとみさん。


8:「時間のカケラ」

スローテンポなラブバラード。ごまかしが一切効かないバラードを、ここまで美しく、儚く、そして艶やかに歌えるのは、原田さんを置いて他にはいないと思いました。会場に響き渡るその美声に心を奪われました。後日談になりますが、個人的に13人のなかでは最も歌が上手いと、そう確信するほどのステージでした。

歌い終えた後のMCでは、1人だけ"ど"バラードで、なんだか物足りない様子の原田さん。ということで「1・2・3・ダー!」がやりたいとリクエスト。会場皆でダーをやったのですが、これは夜の部への前フリでしかありませんでした。


10:「イケないLip stick」

一転してディスコティックなダンサブルナンバー。るい先生のセクシー&アダルトが全開(なんだそれ)。とにかく音の伸ばしやビブラートが凄い!、さすが歌手出身だけあって歌唱力と声量が段違いでした。さらに驚きだったのがステージ後半。歌詞の「カモン!カモン!」をセリフで投げかけ、お客さんが「イェーイ!イェーイ!」と返す一幕があったのですが、これを煽っているときの原田さんの顔が完全に役者でした。完璧に「るい」というキャラクターが浸透 or 降臨してきてシンクロしている状態。「カモン!カモン!」と妖艶に煽っている原田さんは、もはや恐ろしく思えました。るい先生の二面性、見事に表現してくれました。素晴らしかったです。


しかし、ちゃんとオチを忘れないのが原田さんのイイところ。


昼の部に続いて、夜の部でもコール&レスポンスがやりたいと言う原田さん。その内容は、「みんなの一番好きなものはー!?」と聞くので、みんなで一斉に答えてね、というもの。ということで、原田さんが会場に向かって「みんなの一番好きなものはー?」と聞くと、まばらに「ドリクラー」とか「ピュアー」とか「るい先生ー」とか答える中で

ひときは目立つ「おっぱーい」という声。



首をかしげながら苦笑いする原田さん。



「もう一回聞くよー?みんなの一番好きなものはー?」



\おっぱーい!/


もうやだこの会場


「んー・・・どうして二回目でそろっちゃったかな~(苦笑)」と最後まで納得しない表情の原田さん、一体何が正解だったのでしょうか・・・。これも含めて、とても魅力的かつ面白味のあるステージでした。




続けて、亜麻音役の小清水亜美さん。


7:「夢見るCaged Bird 」

タイトルどおり、遠くを見つめながら羽ばたきたいと願う歌。ドリームクラブのもう一つの意味のドリームを最もストレートに体現している曲だと思います。その夢を歌う姿は亜麻音ちゃんそのものでした。単純な歌の上手さというよりも"キャラソン"としての安定感が凄まじく、才女の風格が漂っていました。また、歌の後半ではカワオケも披露してくれ、名台詞(?)の「ホントロ」も聴かせてくれました。


12:「sweet×2☆summer」

この季節にピッタリのスカッと爽やかナンバー(なんだそれ)。あくまでキャラクターとして歌っているんだという安定感がやはり抜群で、恐らく13人の中では一番キャラクターに髪型が近い(というか色以外完全に一致)上に、頭の両サイドに亜麻音ちゃんと同じ赤いリボンを付けていたので、正に2.5次元といった様相。オープニングMCで「私たちは2.5次元ですから」と自ら発言しただけのことはあります。可愛くも軽やかな歌声で、爽やかに歌い上げてくれました。


個人的には、新人若手チームの中で、総合的に見て一番良かったのが小清水さんのステージだったと思います。歌の安定感(もちろん歌自体も上手い)と、あのキャラクター感、人前で歌うのは久しぶりで、皆さんの声援に助けられましたとおっしゃっていましたが、それ以上に小清水さん自体の技量の高さを見せつけられたと思いました。あえて例えるならお手本の様な優秀な出来栄えで、「流石あみっけは一味違うな!」と思いました。





そして、まさかの事態が起きた、みお役の喜多村英梨さん


9:「半分はママのシナリオ」

ポップで可愛いくも、ちょっぴり大人っぽいナンバー。「流石キタエリやで!(思わず関西弁)」と思えるほどキャラクター感が良く出ているステージで、みおの声で歌っていたのですが、後半、急に声がキタエリに戻りました、いつものカッコ良くエッジの効いたキタエリの歌声に。その後もみおとキタエリを行ったり来たり、行ったり来たえりしながら歌い終えると、MCで「途中で酸欠になって、キタエリさんという方に交代してもらいました」とみおちゃん。このあとも行ったり来たえりは続きます。


9:「Stay with me!」

素晴らしい演出があったのがイントロからAメロまで。この部分は、物販で先行発売された「PURE SONGS ZERO」に収録されている「Stay with me! ZEROver.」(バラードバージョン)で演奏され、みおちゃんの絹の様に美しく細い歌声が会場を制しました。本来ロックナンバーであるSWMをこういった形で魅せてくるとは想像だにしないサプライズでした。そして、昼と同じくこちらでもみおとキタエリを行ったり来たえりしたのですが、1番はしっかりみおで歌い、2番からはキタエリさんに歌ってもらうという、完全分業制でした。昼のあれはアクシデントでしたが、それに上手く対応するため、1番と2番で歌声を使い分けるという臨機応変さ、お見事でした。


ご本人も話していましたが、みおは喜多村さんが普段やらないような声が細くて高めのキャラクターです。ただでさえ踊りながら歌うのは大変なのに、そこで声を作りながら歌うのがどれだけ過酷か想像に容易いと思います。リハではみおのまま歌えたのでしょうが、本番はテンションが異常に上がるので、それだけ息も続かなくなります。その為、一番歌い慣れた普段の歌声で歌ったわけです。無理して倒れるよりよっぽど良い判断でしたし、夜の部での柔軟な対応など、むしろ評価したいです。ただ、これに関しては意見が分かれるところだと思うので、この辺にしておきます。




そして、アイリ役の児玉明日美さん。


3:「コイヲシテイマス」

今日はこれを聴きに来ました。「次はアイリさんをご指名ですね」という登場アナウンスが聞こえてから涙が流れるまで、その間約1秒でした。暗転していたステージが明るくなって、彼女の姿が見えて、更に勢いが増しました。また、振り付けも作中と全く同じロボットダンスで、もう号泣でした。(面倒なので省略しますが、以下ずっと泣いてます)


ただでさえ、難易度の高いロボットダンスをしているのに、いつもどおりアンドロイドな歌いっぷりで本当に完璧でした。途中歌詞を間違えるも「えへへ、ごめんなさい、アイリちゃんはポンコツなので」と、しっかりフォローをいれて、それに決して動じることなくパフォーマンスを続けており、緊張のKの字もないぐらい落ち着いたステージで、本当に驚きました。


3:「Time traveler」

今日はこれを聴きに来ました。もし、この曲を聴いていなかったとしたら、恐らくここには来なかったと思います。アイリちゃんに、そして児玉さんに心を奪われた一曲です。

言葉にできないぐらい美しい、大好きな歌声。そして、こちらでも愛らしい完璧なロボットダンスを披露。また、間奏中や伴奏中には、盛り上がるお客さんに「まだまだいけますかー」とか「大丈夫ですかー」と気遣いをしてくれました。


ステージはあっと言う間に終わってしまい、まるで夢の様なひと時でした。こんなに素晴らしい歌声を聴けて、幸福に思いました。私がコイヲシタ歌声は本物でした。




新人若手チームは以上で、ここからは中堅のお姉さんチーム




初めは、ブラッティマリリンこと魔璃役の石毛佐和さん。


10:「横浜ラプソディー」

昭和を通り過ぎて大正すら感じる浜ディー。ここで一発魅せてくれた石毛さん。キャラクターの振り付けをマスターしてきた様子で、キュートな"マリリンステップ"を刻む姿はマリリンそのものでした。低く力強く魂のこもった歌声に魅了された、非常に完成度の高いステージでした。


8:「月の露珠」

昼の部と同じく振り付けはバッチリでした。浜ディーとは対照的に荘厳で孤高、神秘的な雰囲気が漂い、その歌声は空気を流動させて流線型を描くような響で、会場も静寂に包まれました。私もその空気に襲われ、ただただ見惚れるばかりでした。


ステージ後MCでは、相当体力を消耗したようで、歌い終わるなり「しばらくマリリンのゼェゼェをお楽しみください」と肩で息をするマリリン。そのから魔璃で「みんな、ブラッティマリリンを愛している?」と会場に問いかけ、「ハーイ!」という元気な返事を貰うと、石毛さんで「ありがとう、これがやってみたかっただけ(笑)」と会場を沸かしていました。





続けて、玲香役の早水リサさん。


11:「Ride on time」

玲香さんの広くて遠い歌いこなしが気持ち良く、ノリノリになれる一曲。ライブステージでもそれは変わらず、早水さんの綺麗で壮大な歌声が会場を駆け抜けました。ただ、Ride on timeの本番はイントロのゲイの人。会場全体で「イェ・・・レツゴー・・・ンッンッ・・・ライドターィム」をゲイっぽくコールしました。MCでも早水さんが「みなさん良いゲイの人っぷりでしたねぇ~」とご満悦の様子でした。


13:「ステキなmagician☆」

イントロのゲイの人はもちろん会場全体でコールしました。ミドルテンポでジャズ調なノリの良いナンバー。早水さんの、大人っぽくも無邪気さがあり、歌詞にアクセントを付けた歌い方が素晴らしかったです。それに、玲香さんの曲はどちらも好きなので、生で聴けただけでも嬉しかったです。歌の後半でなぜか給水する玲香さん、するとお水とお酒を間違えたようで、カワオケモードへ突入。この普段は見れない乱暴な玲香さんもまた良かったです。


総じて歌が上手く安定感もあり、なによりそれが生で聴けて良かったです。早水さんの歌声なんて、そうそう聴けたもんじゃありませんからね。とても良いステージを魅せてくれました。





続いては、セッちゃんこと雪役の水橋かおりさん。


12:「Oh!Mama Go To」

新妻風セッちゃんがアナタのために家事に勤しむ童謡。しかし、水橋さんが登場しても曲は始まらず、そのままMCへ。なんでも、歌詞中のセリフである「子供じゃないもん」と「大人だってばー」を皆で一緒に言いたいそうで、そのコールの練習をしてから曲へ行きました。

「悔しいぐらいに可愛い」というのが率直な感想で、普段の水橋さんはあんなんですが(オイ)セッちゃんモードに入ったときのハマリ度合いは匠レベル。振り付けもセッちゃんそのもので感動しました。練習した「子供じゃないもん」と「大人だってばー」も見事な一体感を生み出した、完璧なステージでした。


11:「Hi!-Kin-goo」

明日アナタと一緒にハイキングに行くセッちゃんのウキウキを歌った童謡。昼の部と同じく曲に行く前にコールの練習。歌詞中のセリフである「足りないよー!」と「入るかなー?」がそれだったのですが、「入るかなー?」は疑問符が付いているので、そこは自信を強くもって「入るかなー!!!!!」でいきましょうと水橋先生。それでも練習で「入るかなー?」と自信なさげな人がいたので一回NGを食らいました。もう一度「入るかなー!!!!」の練習をして、OKが出たので曲に行きました。


んー・・・やっぱり可愛いんですねこれが・・・。振り付けもしっかりしていて、当然セッちゃんボイスも絶対にブレない。水橋さんクラスの役者になると、もうケチのつけようがありませんね。凄いの一言に尽きます。歌詞の「晴ーれ晴ーれろ」や「出ろ、太陽ー!」でライトが一気に明るく太陽みたいになる演出も良かったですし、練習したコールもバッチリ成功しました。


MCでのお客さんの扱いも含めて、とても楽しいステージでした。この道15年の貫禄を見せ付けられたような気がしていて、ある意味セッちゃんとミズハスの二面性が一番凄かったです(まあ雪さんにもブラックなところはありますが・・・え?誰がブラックだって?)。





そして、理保役、後藤邑子さん。


13:「絶対アイドル☆宣言」

6:「チョコパフェ★大戦争」(特別企画)
15:「カンパイ☆LOVE」


ライブの当日は、後藤さんのファンになってから、ちょうど6年ぐらい経っていました。後藤さんの演じたキャラクターが好きで、後藤さんの声が好きで、演技が好きで、歌が好きで、酒に強いところが好きで、性格が好きで、生き様が好きで。そんなさなか、事務所を移籍したという話を聞き、不安で心配でした。でもご本人が一番大変なんだと思うと、もっと胸が苦しくなりました。

しかし、ステージに現れた後藤さんを見て、それに声援を送るお客さんの姿を見て、「ああ、大丈夫だな」と思いました。こんなに暖かいファンに囲まれて、支えてくれてるんだから大丈夫だなと思いました。

ずっと泣いていたので、正直どんなライブステージだったのか覚えていません。しかし、キラキラした笑顔で歌っていた後藤さんの表情だけは生涯忘れることはないと思います。6年間の感謝の気持ちをこめて、泣きながら私も応援しました。

ライブからもう何日も経ちました。ですが、胸が詰まる思いで今も泣きながら書いています(マジか)。後藤さんが元気に歌っている姿を見れて、本当に良かったです。

レポートなのにこういった私情ばかりになってしまって本当に申し訳なく思います。


ちなみに特別企画について説明しますと、後藤さん演じる双葉理保は、グラビア(バーチャル)アイドルとしてD3パブリッシャーから発売された数々のゲームに出演してきました。今年は理保ちゃんがデビューしてから10周年、スライドショーでその出演作を振り返ってみようというもので、通りすがりの司会さんこと岡島さんと後藤さんによるトークショーが始まりました。

その理保ちゃんの経歴は、マージャンをしたりスノボーをしたりテニスをしたり卓球をしたり、誘拐されたり異種格闘技戦に出場したり巨大生物しとして自衛隊と戦ったりホストクラブに通ったり、そして、ドリームクラブで働いたり・・・。そんな10年間の歴史は後藤さんの歴史でもあります。後藤さんは「理保のオーディションは、セリフ噛んだから絶対落ちたと思った」と会場の笑いを誘っていました。でも、もし本当に落ちていたら、ここには誰か別の人が立っていたんだろうと思うと、また涙がry(もうええわ)。

そのあとは、理保ちゃんの持ち歌から一曲ということで「チョコパフェ★大戦争」を歌いました。私自身はあまり思いいれのある曲ではありませんでしたが、直前にその10年を振り返られては、これが泣かずにいry(またか)。


私には、こうして応援することしかできません。しかし、応援することだけはできます。だったら、有無を言わず応援するだけです。ただ、あいにく私には(児玉さんを含めて)あと10人応援している方がいるので(マテや)、後藤さんだけ、というわけにはいかないのですが、できる限りの応援を、この目が黒いうちは続けていこうと、そう強く決心しました。





大トリを務めるは、遙華役の椎名へきるさんでした。


14:「JEWEL」

昼の部のトリだった遙華様を演じる椎名さん。これまで紹介した12人とは完全に別次元のステージを魅せてくれました

まず振り付けが完璧なことは言うまでもなく、そのダンスのキレが尋常ではない。もちろん歌も上手く、身体からあふれ出るオーラが半端じゃない。これが本物なんだと確信しました。もし私に詩人の才があれば、あのステージの魅力を余すことなく書き綴れますが、彼女は今の私では理解しきれないほどの高みにいました。本当に凄まじかったです。

歌の後半では、遙華様が「スミスー!ウェッスーン!」と、お付のSP兼バックダンサーのスミス&ウェッスン(以下S&W)をステージに呼び、3人による「JEWEL」を披露してくれました。正にゲームの完全再現で、その完成度は言うに及ばずでした。遙華の切なさ、苦しさ、悔しさ、そして愛しさ、そういったものを一手に表現しているステージでした。髪の先から足の先まで遙華様とフルシンクロ状態の、最高級のステージを魅せてくれました。


14:「Happy & Pride」

夜の部は、トリの一つ手前でしたが、実質トリだったと言って過言ではありませんでした。

今度は最初からS&Wがいる状態で、ステージの幕が切って落とされました。3人とも一糸乱れぬキレのある完璧なダンスで、目を奪われました。歌もダンスもJEWELより難易度が上がっていますが、そんなことはものともせずに進んでゆくステージ、これは夢だと思いたくなるほどの超人的なパフォーマンスで、私には、とてもその場で受け止められる次元のものではありませんでした。



椎名さんのステージは、恐ろしささえ感じる本物の輝きを放っていました。その光は、人の価値観をいとも簡単に塗り替えるほどまばゆいものでした。年齢も芸歴も最年長なのに、プロのダンサーであるS&Wに遅れをとらないばかりか、あくまでバックダンサーの域を出させないほどの、ステージ上での存在感、歴史に触れた気がしました。どんなに言葉を尽くしても表しきれない、たった合計9分15秒間のステージ。両ステージ共、最初ダンスが凄すぎてわけも分からず笑い、そのあと魅入ってしまい完全に黙り、そして、気づくと感動して涙を流していました。これまで椎名さんが積み上げてきたものがどれほどのものか、それに気づかずにはいられませんでした。なぜなら、私はそれを一気にぶつけられた気がしたからです。それでも、あのステージを理解しきるには、まだ時間がかかりそうです。


椎名さんが素晴らしかったのはライブステージだけではありませんでした。昼の部のMCでは、SPのS&Wをいじり倒しました。まずスミスに近づき「スミス!?貴方ホントにスミス!?だって、こなにフサフサになってますわよ!」(実際のスミスはスキンヘッドです)、しかし!、その言葉には全く動じずいつもどおり硬い表情を保つスミス。となれば今度はウェッスンに照準を替え近づき「ウェッスン!?貴方ホントにウェッスン!?だってこんなに身長が高くなっているじゃない!」顔を伏せて失笑するウェッスン。思わず「頑張ってー!」と声援を送りました。

そして夜の部のMCでスミスにリベンジ。「スミス!?貴方ホントにスミスですの!?だって、だって会場にもスミスがいるんですもの!」すると、会場最前列にいたスミスのコスプレをした方にカメラが向けられ、スクリーンに映るもう一人のスミス、「貴方もしかしてスミスの双子の弟さんでして!?」すると、ゆっくりとうなずく会場最前列のスミス(弟)、必死に笑いを堪えるスミス(兄)、「頑張ってー」と声援を送る私。こうして遙様の大勝利となったライブMCでした。


というか、あれだけ激しい歌と踊りを披露したのに、息も切らさず涼しい顔でMCをしていた椎名さんが、本当に恐ろしかったです。




エンディング

15:「Pure色100萬$☆」

16:「恋・koi☆week end!」


もちろんホストガール13人、改めて全員登場して歌っていました。歌の後半は、最後なのでお互いの立ち位置関係なくみなさんステージを右往左往してお客さんに手を振っていました。

そして、事件が起きたのは夜の部のことでした。全ての始まりの曲「恋・koi☆week end!」が歌い終わろうかというとき、突如原田さんが金元さんの頬にキスしていました、カメラさんはその瞬間を逃さずスクリーンに「強引に接吻する原田ひとみ」の図を映しました。ホントなにやってるんですか貴女は


それから、最後にホストガール一人ずつからご挨拶がありました。


(原田さんによる)良いオチが付いたところで、ライブは終了しました。





一応ライブレポートは以上です。今回私は、1ドリクラユーザーではなく、1声優ファンとして参加しました。そこははっきり割り切って行こうと思ったのですが、どうしても割り切れない部分もあり、そこは表現をあやふやにしました。

今回のライブイベントは声優についても、そのファンについても、深く考えさせられる非常に貴重な一日でした。『全く同じものを見ているのに、全く違うものが見えている』これは当たり前のことですが、このライブはそれを非常に強く感じました。ゲームキャラクターライブというのは、とても難しいものだと思います。一口に同じ声優と言っても、年齢も芸歴も人気も活動も異なる13人です。このライブの演出は各々に任されていたようで、どう歌うか、どう踊るか、何を喋るか、13人とも全く違う色のステージを魅せてくれました。そしてそれは、13人それぞれが積み上げてきた中で、今出し切れる全力だったと思います。私はそれに感動しました。探しているものに一歩近づけた気がします。



正直まだまだ言い足りないことだらけなのですが、既に記録更新級の長さなので、この辺で締めくくりたいと思います。

最後に、参加された紳士、淑女の皆様、スタッフさん及び関係者の方々、そして、13人のホストガールの皆様、本当に素晴らしいステージでした、ありがとうございました。またいつか、同じ夢が見られる日を楽しみ待っています。



以下、物販その他現地状況等

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「MELL LIVE IN TOKYO 2010 SHIBUYA-AX 」ライブレポート

11月13日にSHIBUYA-AXで行われたMEELのワンマンライブ
「MELL LIVE IN TOKYO 2010 SHIBUYA-AX」に行って参りました

MIRAGEチケット半券


今回はそのライブレポートです

細かいことは後にしてライブ本体のことについて詳しく
まずセットリストは以下の通りです

アヴェ・マリア
FIXER
RIDEBACK
Infection
砂漠の雪
Love illusion
Fascination
mirage
悲しみの花
Princess bloom
Teleportation guy
no vain
kicks!
MY PRECIOUS

アンコール
Red fraction
KILL

ダブルアンコール
Proof

美しく生きたい


ではその詳細などを・・・


予定の18時を少しばかり過ぎてからライブスタート

幕が扇状に半開き状態になると
そこには既にMELL様が降臨されており
純白のドレスと短めのジャケット、頭にも白いベールを被ったお姿でした
うつむいたままで聖歌の「アヴェ・マリア」をアカペラで独唱

1:アヴェ・マリア

一筋の光と霧の中で歌うMELL様は、正に女神か天使の類で
その神々しさと荘厳さは、言葉を持って形容できるものではありませんでした

誰一人として予想だにしなかったオープニングで
MELL様の美声だかが響き渡る会場と
号泣する私(早)

歌いえ終えると照明が暗くなり、幕が全開に
そこにはいつものバントメンバーがスタンバっていました
そして「FIXER」のイントロが流れ、ベールを脱ぎ捨てるMELL様
いきなりのハードSナンバーで
さっき聖歌歌ってた人と同じですか?という感じでしたが
もちろんそれがMELL様の素晴らしいところ

2:FIXER

FIXERはマルキドサドに捧げる歌で、彼はキリスト教徒
ですから一応は聖歌→FIXERはキリスト繋がりということでしょうか
かっこよくも可愛らしさを忘れないMELL様
歌詞の「お仕置きの準備」と「お仕置きの合図」の部分で
目元にピースサインしているのがキュートでした

FIXERが終わると一気に照明が白く明るくなり
突如「I found the light, was real, I am united!!」の声
前回のツアーと一線を画す演出でした

3:RIDEBACK

RIDEBACKをこんな形で歌い始めるとは驚きでした
強さと弱さを同時に表現しつつも
最後はやはり、世界を変えてやるぞと、勇気を与えてくれる鼓舞曲です
個人的にライブで是非聴きたいと思っていたナンバーで
生「I am united」と「see you again」が体感できて大変満足でした

そして間髪いれずに次の曲へ

4:Infection

早くて難しい曲ですが、黒くも荒々しく見事に歌いあげていて
この時ばかりは観客全員ゾンビ化していました
この曲も是が非でも聴きたいと思っていたので
まさか2連チャンに大興奮でした


曲を終えるとMCパートに入り、MELL様からのご挨拶
皆さんRIDEBACKのアニメを見てくれましたかー?との問いかけに
元気にハーイと答えるファン一同
続いて学園黙示録は見てくれましたか?との質問に
なぜか笑いがこみ上げる会場
Infectionの過激な歌詞をゾンビマスターになったつもりで歌いましたとのこと

続いての曲は、1stアルバムSCOPEに入れることができず
ようやく世に広く出すことができた名曲

5:砂漠の雪

白いジャケットはここで脱ぎ捨てました
武道館や前回のツアーと違い
歌いだしはきちんと「過ちが許されてゆく」から

Love illusionとの兼ね合いから
力の限り精一杯歌っている姿がやや無防備で
主人公である少女の幼さを表現していたかと思います
なにより曲最後の生・雄たけび(?)の壮絶さは語るに及ばずです

そして砂漠の雪の続編である

6:Love illusion

さっきとは打って変わって妖艶に大人の魅力満載で歌うMELL様
この2曲のストーリー性を見事に身体で表現していました

「愛には仕掛けがある」

すっかり大人になった少女の余裕と駆け引きを楽しむ様が面白く
心変わりした相手男性の哀れなこと(笑)
MELL様曰く、この二曲は自分の体験談では無いとのこと


続いての曲は

7:Fascination

非常に強い愛情を描いた魅惑的なナンバー
艶かしくも儚く、しかし力強く歌っているMELL様が印象的でした
中々ノリの良い曲で(コレに限った話ではありませんが)会場もノリノリでした

この曲の後は、MELL様から今回のアルバム「MIRAGE」に込めた思いについてのお話
『愛』はたった2文字の『あい』
よく使われるけど「その本当の意味を知らないのでは?」
潤っていてあそこに見えているのに、行けども行けどもたどり着けない
愛と蜃気楼(mirage)は同じだと

8:mirage

地球最後の人類「MELL」が厳かに、時に激しく歌い続けますが
ここでまたしても誰も予想していなかった展開に・・・

曲後半の「愛されてね無知の手遅れを救おうとする性に」の直後
MELL様の胸に銃弾が命中(心臓付近がパーン)
その場に倒れこみ、逝ってしまわれました
これに続くはずの歌詞は「I die」
それから徐々に幕が閉じて行きました
第一部終幕といったところでしょうか

それから豪雨の音と雷を思わせるフラッシュの演出
しばらくして雨が上がり、イントロが流れ再度幕が開くと
そこには愛らしいピンク色のドレスに、胸元には大きなリボンを携えたMELL様が
新たに女性ヴァイオリニストの輪月恵美さんとともに再臨
生き返りました(オイ)

9:悲しみの花

古参の方にとっては懐かしの一曲
7年前に発売されたI'veのガールズコンピアルバム「LAMENT」にも収録された曲で
悲しく切ない歌ですが、そこにヴァイオリンが加わっただけで
曲の広がりや響き方が一層高まり、感情をぐわんぐわん揺り動かされました
こんなに素晴らしい曲だったとは、と驚かされました

曲が終わると
ライブ開始から一人だけ姿を見せていなかったアノ人が登場
そうです、盛岡賢さんその人です
それを受けた会場の盛り上がり方といったらもう・・・

そして、モリケンさん作曲のに登場する、浜辺にあるガラス球のお話
MELL様は、浜辺でこのガラス球を拾うのがお好きなんだそうです
元は尖っていたビンやコップ、お皿なんかの破片が
海の荒波に揉まれてこんなも綺麗なガラス球になる
そして、そのガラス玉が「僕は長い旅をしてきたんだよ」と語りかけてくるそうです
そいうことを考えると「色んな人がいることも許せそうじゃないですか?」と。
人の成長とガラス球を重ねているんだなと思いました

10:Princess bloom

悲しみの花同様、ヴァイオリンの存在が楽曲の素晴らしさを一層引き立て
原曲を超える清らかさと美しさがそこにはありました
歌詞の「いんな人がいることも 許せそう」と
「どんな闇雲も照らしてくれたくれたDear smile」の部分
MELL様の高音が骨の髄まで響き渡りました

これでヴァイオリニストの輪月さんはステージを後にされました

急に照明が暗転し、再びスポットライトがMELL様に向けられると
既に衣装チェンジされていました

紫のスパンコールが付いたキャミソールに
下は孔雀の羽のように玉虫色に輝くスカート
今までとは完全に異なるスタイルでかなり驚きましたが
カッコよさとセクシーさが全身から漲っていました

8:Teleportation guy

超絶ダンサブルなナンバーに会場も超ノリノリで
まるでバブル期の某ジュリアナ東京(オイ)
MELL様も曲に合わせて非常に多く振り付けをしていて
歌に登場している主人公の女性になりきっていました
そして何と言っても「ふっふー」の部分はお客さんと一緒ふっふー
会場の一体感がどんどん増して行きました
ホントに全員で一緒ふっふーが最高でした ふっふー

続けざまに前アルバムから

11:no vain

PVなどのイメージから暗くておどろおどろしい曲と思いがちでしたが
何でしょうか、このノリの良い曲は(オイ)
こんなにライブ栄えする曲だとは思いませんでした
前回のツアーとは似て非なるno vainで、会場も休む間もなくノリノリ
ライブコンセプト一つ、アレンジ一つでここまで印象が変わるものなんだなと驚きました

続けてこちらも前アルバムから

12:kicks!

歌詞冒頭に「愛してる」が入っているのからでしょうか
(まあそれよりゴメンといいたいようですが・・・)
特筆すべきは、やはりサビ部分の盛り上がりで
みんな力強く腕を振りに振っていました

歌い終えると
今回も「みんなのキックスが腹に効いた」とMELL様
私も自分の腕と首にキックスが効きました(苦笑)
3曲連続で激しい楽曲だったので「お水を飲んでいいですか?」と聞くMELL様
会場から大量の「いいよー!」が返ってきてお水を一口

そして、MELL様が「私からみんなにご報告があります」と言うと
「おおーーーー!?」と異常な盛り上がりを見せる会場
即「結婚ではないですよ(苦笑)」と否定するMELL様
当分ありませんよと念を押していました
本当に温かく笑の絶えない会場です


前回のツアーから今回のライブまでの二年間に
アメリカで3度のライブを行ったMELL様は
そこで日本の漫画・アニメ文化の影響力をまざまざと感じたそうです

もちろんMELL様ファンのアメリカの方も大勢いたそうで
1stアルバム「SCOPE」を持っている人もいましたと言うと、会場もどよめきました
この経験から日本とアメリカ(世界)の架け橋を、音楽を通じて表現したいと思い
アメリカのファンにそれを約束して帰国したんだそうです
その約束の曲をまず日本のみなさんに聞いてもらいたい
「みなさんを祝福する曲です」

13:MY PRECIOUS

温かく優しく穏やかでありながらも
切なさや寂しさを内包したこの曲に、会場も酔いしれ
Bメロからは、もちろんお客さん全員でハンドクラップ(手拍子)をしました
優しい笑みを浮かべながら歌うMELL様が印象的でした
そして歌詞終盤の「Oh,!I wish! ...my self」を皆で歌いましょうとMELL様
MY PRECIOUSの大合唱でみんなが一つになりました

歌い終えるとメンバーとMELL様が退場されて第二部終了

で、もちろんアンコールの嵐


再登場したMELL様は真っ赤なスッポットライトに照らされ
真紅のコートでキメており、もうカッコイイなんて次元ではありませんでした
そうなるともちろんこの曲

14:Red fraction

みなさんお待ちかねのナンバーで、会場のボルテージはMAXになり
お祭り、いえ、血祭り状態へ(オイ)
照明の赤と白のフラッシュ連射が現実を忘れさせ
MELL様の世界へとどっぷり堕ちて行きました

歌い終えるとまたしても衣装チェンジ
その場でコートを脱ぎ捨てヘカテ様降臨
(PVや前回のツアーでもお馴染のあの衣装です)

15:KILL

Red fractionと同じくエッジの効いたハードナンバー
熱気が冷めあらぬ会場は既にMELL様の手中
緩急の激しさや強靭や黒さを掛け合わせると、右に出る曲はありません
(冷静に考えると3回もKill(殺す)と言ってるわけですし・・・)

叫んで狂って拳を振りかざした第三部もここで終幕


そして最後に「もう一回!」のダブルアンコール


そして、ステージに登場されたMELL様は
白いワンピースに花のコサージュを5つほど付けており
年齢不評に拍車がかかる可愛らしさでした(オイ)
笑いながら「(この格好)大丈夫ですか?」と照れくさそうに聞くMELL様
会場から大量の「かわいいー!」コールが返ってきて、たじたじなご様子
さしずめ"MELLちゃん"といったところでした(笑)

ここでようやくメンバー紹介

ドラムス:八木一美
ベース:佐藤太希
ギター:田中"Machine"康治
シンセ&マニピュレーター:古島知久
ギター:尾崎武士
キーボード:森岡賢


上から順に一人ずつ再登場したのですが
ダイキコール、ふるふるコール、そしてタケシコールが凄まじかったです
個人的にはふるふるがダイキさんの方を見て
「どうですかこのメガネ喫茶?」と言ったのがツボでした
それにしても、ホントにみんなカッコ良かったです

ちなみに並び順は(敬称略)
左端からギター:田中、ドラムス:八木、
センターにボーカル:MELL、その後ろにキーボード:森岡
右側に行ってベース:佐藤、シンセ&マニ:古島
そして右端にギター:尾崎でした

最後にMELL様からファンの皆さんに向けた、感謝の言葉と愛を込めた歌

15:Proof

自然と起きた手拍子と涙をこらえながら歌うMELL様が
鮮明な記憶として残った、非常に印象深い一幕でした
私も泣きながら一緒に歌ったので、思い出の一曲になりました

とうとう本当のフィナーレを迎えたライブ
MELL様が改めて御礼の言葉を述べ、メンバー全員と手を繋いで一礼
ステージにMELL様を残して退場しました

BGMはProofのインストでしたが
ここでぬるっと「美しく生きたい」のイントロが流れ出しました

スタッフさんありがとう

ファン一同による美しく生きたいの大合唱スタートに
「またやられた!」という表情のMELL様
みんな泣きそうになりながらも笑顔で一緒に歌いました

Aメロとサビが終わるとMELL様が「最後まで居ていい!?」
もちろん会場からは「YHEEEEE!!!」の雄たけび(笑)
最後までファンとMELL様が一緒に美しく生きたいを歌うことが叶いました

そしてMELL様から皆へ「ありがとう!」
皆からもMELL様に「ありがとう!」

最後まで会場に手を振ってMELL様が退場されました



2時間以上にわたる長丁場で足にかなり来ましたが
笑顔と涙と驚きの絶えない最高のステージでした
参加されたファンの皆さんと
ライブを支えてくれたスタッフさん、バンドメンバーの方々
そしてMELL様


本当に素晴らしいライブでした


心からありがとう



以下おまけ

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Author:dark side of the moon

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